セルライトは、ダイエットやエクササイズで除去できるのか？
セルライトは困ったことにいくらダイエットしても、エクササイズをしても、なかなか無くなってくれません。
それでセルライト除去は、エステサロンの人気コースランキングで常に上位にのぼります。セルライトは思春期以降の、太った体型の人から痩せた体型の人までほとんどの女性に見られます。
セルライトの原因は、皮下組織の血行不良と言われています。欧米の最新調査データによると、成人女性の８０％にセルライトがみられる現象だそうです。
セルライトが出来やすいのは、お尻や太ももです。セルライトは、皮膚表面がオレンジの皮のように凸凹になるため、オレンジピールスキンと呼ばれ、見た目も悪く肌がかさつく原因にもなります。
セルライトができると、脂肪層はますます厚みを増しますが、ダイエットやエクササイズでは脂肪や老廃物が代謝されないことが問題です。
そのセルライトは、小さなものでも、ひとつ出来ると周りの脂肪細胞同士がくっつき更に大きな塊になっていくために、ダイエットやエクササイズでセルライトの除去をすることは難しいといわれています。
体重が落ちているのに、下半身の形が一向に変わらないというのは、セルライトが原因であると言えます。
軟化セルライトと硬化セルライトの除去法
セルライトができ始めである「軟化セルライト」と、時間が経ちそのセルライトが硬くなってしまった「硬化セルライト」という、セルライト生成時間で大別すると２種類あります。
◆軟化セルライトはゼラチン状です。まだ表面はオレンジピールスキンと呼ばれる凸凹が現れていません。
セルライト除去は、軟化セルライトであれば、マッサージなどの比較的簡単な方法で行なうことできます。
カリスマ美容師IKKOさんは、コジット・セルローラーを使って、気になるセルライト除去しているというので、話題になっています。
コジット・セルローラーのハンドルを持って、適当な圧力を加えてローラーを回転させて、マッサージします。
シャワーをあてながらとか、湯船につかりながらセルローラーを使うこともできます。
◆軟化セルライトをそのままにしておくと、だんだんと硬くなり始め、気づいた時には皮膚をつまむことが出来ないほどに密集し、凸凹状のオレンジピールスキンが現れ始め、硬化セルライトの変ります。
硬化セルライトを除去する方法で、マッサージでの効果は非常に少ないといわれています。
何が良いかというと、硬化セルライトの場合は、エステなどでセルライト除去する方法です。
「脂肪型」「むくみ型」「繊維化型」「筋肉質型」セルライトのタイプ別・除去法
セルライトの原因から「脂肪型」「むくみ型」「繊維化型」「筋肉質型」の４種類に分けられます。
◆「脂肪型セルライト」は、最も多くみられタイプで、身体を動かさないで高カロリーな食習慣が原因です。
マッサージやダイエットを行なうことによってセルライト除去できる可能性があります。
他にも妊娠や出産によるホルモンバランスの変化や、血行不良などで脂肪の燃焼効率が悪くなりセルライトを増大させています。
加齢から来る基礎代謝の低下から筋力が衰えセルライトが出来やすくなることもありますので、日頃から運動不足を解消し、余分な脂肪を付けない注意も必要です。
◆「むくみ型セルライト」は、むくみから血液の流れやリンパの流れのバランスが崩れセルライトが出来てしまうもので、むくみやすい女性や冷え性体質の女性に多くみられるタイプのセルライトです。
新陳代謝の活性化を促して、むくみや冷え性を解消すれば、効果的なむくみ型セルライト除去が比較的簡単に実行することが可能です。
◆「オレンジピールスキン」と称される凸凹肌になりやすいタイプの「線維化型セルライト」は、通常のダイエット方法などでは除去が難しく、美容外科やエステなどで手術や専用マシンによる除去方法が勧められます。
「線維化型セルライト」は、少しばかり落ちない頑固で厄介なタイプのようですから、医療用マシンなど大掛かりな方法でないと解消するのが難しいセルライトとされています。
◆「筋肉質型セルライト」は少ないタイプのセルライトで、スポーツマンタイプの筋肉質な人がトレーニングなどをしなくなり、筋力が低下して脂肪が多くつき始めると出来ます。
筋肉質型セルライト除去も難かしいものとされ、美容外科での手術や美容エステの専用マシンなどが必要なります。その後状態を維持するには、アフター・セルライトケアも欠かせません。
